Oita city workation spot. Oita city workation spot.
「現代と歴史を同時に体験!コース」モニターツアー

「現代と歴史を同時に体験!コース」モニターツアー

1泊 2日

Concept
コンセプト

大分市に出張に来る方向けに、1日延泊して大分市を満喫していただくプランをご紹介。
実際に出張に来ている方に1泊延泊していただき、モニターツアーに参加いただきました。
これまで何度も大分市に来たことがあるという参加者も、初めて来たという参加者も、「一日の延泊で、これまで知らなかった大分市の魅力をたっぷり満喫できた!」と口をそろえる短期出張型のブレジャープラン。
そのモニターツアーの様子をレポートします!

※本モニターツアーは、2回実施し、1回目は3名の方に、2回目は6名の方にご参加いただきました。
実施した内容は同様のものですので、一つのモニターツアーとして記載しています。
※ブレジャーとは、「ビジネス」と「レジャー」を組み合わせた造語で、出張の機会を利用し、出張先などで滞在を延長するなどし、余暇を楽しむことです。

※2024年1月末時点の情報です。

Day1

19:00 ~

都町にある居酒屋『赤ダルマ』で大分の食を満喫

出張のお仕事もひと段落。大分での延泊もOKをもらったので、大分市を代表する繁華街『都町』へ。

大分駅から徒歩15分の都町は、居酒屋など多くの飲食店やスナック、バーなど約920軒がひしめくエリアです。

その少しはずれにあり、地元のビジネスパーソンに愛されるお店『赤ダルマ』。ここでは、大分の名物料理や壁一面に並ぶ地元の焼酎を楽しむことができます。

 

まずは、関あじ・関さばなどのお造りがドーン!その迫力に参加者一同から驚きの声があがりました!

関あじ・関さばは大分市を代表するブランド魚で、流れのはやい海域で一本釣りされたものを指します。参加者一同は、特長である独特の歯ごたえと凝縮された旨味を堪能していました。

その後も次々と運ばれてくるとり天や月日貝(つきひがい)の海鮮焼きなど、大分の旬の食材を使用した料理にみなさん大満足。

ちなみに料理に添えられている黄色の果実は、レモンではなくなんと完熟したかぼす(!)で、大将の自宅で採れたものとのこと。大分の料理・麦や芋の焼酎を嗜みながら、参加者同士の会話が弾みました。

※魚の仕入れ状況により、提供する料理は異なります。
20:15 ~

バーテンダー歴60年以上のマスターが営む老舗『Bar CASK(カスク)』

次におじゃましたのは、『赤ダルマ』から歩いて5分の『Bar CASK』

バーテンダー歴60年以上のマスターが、お客さんの好みやその日の気分に合ったカクテルをつくってくれます。

 

参加者はズラリと並ぶお酒に興味津々。少し緊張しながらマスターに好みを伝えていた人も、お酒の味わい方や、昭和から変化してきたお酒の価格など、マスターの豊富な知識と気さくな人柄に緊張も解け、だんだんと会話が弾んでいきます。

今回は複数名で利用しましたが、一人でふらっと立ち寄ってバーの醍醐味を味わうのもオススメ。

Day2

10:30 ~

グリーンスローモビリティに乗車

翌日は、市内観光の日。少し足を延ばし、大分市の南に位置する戸次本町(へつぎほんまち)へ向かいます。

コンパクトでかわいらしい大南(だいなん)地域のグリーンスローモビリティに乗車。

グリーンスローモビリティは、時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスで、その車両も含めた総称です。

大分市では、野津原(のつはる)・佐賀関(さがのせき)・大南の3地域で運行し、地域の身近な乗り物として親しまれています。シートベルトの着用が不要で窓ガラスもないため、開放的な雰囲気で風を感じながら走行します。

通常のバスでは通れない細い道も通ることができ、参加者からは「おぉ~!」という声があがっていました。歴史情緒溢れる戸次本町の街並みを先進的なグリーンスローモビリティが走行するコントラストも一つの魅力です。

※平日のみの運行(土日祝日運休)。曜日によってルートが異なります。

※雨天時など、運休の場合があります。

10:45 ~

戸次本町ボランティアガイド 『杏の会』によるまち歩き

江戸時代末期から農村商易の中心地として栄えた戸次本町。これまで何回も大分市や別府市に観光で訪れたことのある参加者も初めてということで、かつての文化の薫る町にわくわくした様子。

 

まち歩きのスタートは大南まちづくりセンター。ここは旧戸次郵便局で、よく見ると「郵便局」の文字やポストが!

自分で歩くだけではなかなか気づけないことを知れるのは、ガイドさん付きのまち歩きならではの魅力です。

歴史的価値のある帆足本家・酒造蔵を見学。

帆足本家は、大分市に400年以上続く旧家で、大庄屋、造り酒屋を生業としていました。約2,000坪の敷地には、江戸後期から昭和初期にかけて建てられた歴史的建造物が点在しています。約400年続いた酒造りに使われた帆足本家酒造蔵は、大分市指定有形文化財として指定され、時にはクラシックのコンサートが開催されるなど、歴史と現代の暮らしをリンクさせながらの文化発信拠点として活用されています。

 

参加者が手に持っている瓶や樽は、当時お酒を買う人々に実際に貸し出していた容器とのこと。

お酒を量り売りしていた時代のスタイルに驚く参加者たち。当時はすでにサステナビリティだったんですね。

郷土愛あふれるガイドさんの話は、まるで物語を聞いているような気分。

説明が終わると、参加者から自然と拍手が沸きあがり、30分のまち歩きはあっという間に終了しました。

11:30 ~

レストラン『桃花流水』にて昼食

お楽しみのランチは、特産品である「戸次ごぼう」を使用した『元気が出る発酵ごぼう弁当』。

戸次の肥沃な土壌が育んだ「戸次ごぼう」は、柔らかい食感で風味豊か。参加者たちは「ごぼうが本当に大きくて、柔らかい!」「ごぼうがこんなに美味しいとは!」と驚いていました。

 

お弁当に使われているドレッシングは、レストランの向かいにある『LIFE&DELI「富春館」』で、和菓子は隣にある『菓子処「一楽庵」』で購入することもできます。

参加者が手にしているのが『だいなんワッフル』。

大南地域は、瓦を土壁に貼り付けて漆喰で押さえた「なまこ壁」や、水害に備えて村を堤防で囲んだ「輪中(わじゅう)」などの風土が残っており、だいなんワッフルはこの地の食文化や風土を表す小麦を使い、「なまこ壁」や「輪中」のような格子模様があしらわれた名産品として誕生しました。市の認定を受けた大南地域の店舗で食べることができます。

 

また、『戸次ごんぼの会』で購入できる『戸次のごぼまん』は、鶏肉入りのきんぴらごぼうを餡にいれたおまんじゅう。肉まんほどの大きさですが、昼食を食べた後でもぺろりと食べられたと好評でした。

他にも、『LIFE&DELI「富春館」』で販売している『塩バターあずきサブレ』は、お土産として参加者の皆さんに好評でした。

写真提供:帆足本家富春館
13:30 ~

街に開かれた美術館『大分県立美術館(OPAM)』

戸次本町を散策した後は、大分市中心部へ戻りOPAMへ。

OPAMは「出会いと五感のミュージアム」をコンセプトに、新たな視点に立つユニークな企画展と、大分ならではの特色のある質の高い所蔵作品を様々な切り口から紹介するコレクション展を行っています。

 

ちょうど開催されていた企画展「テルマエ展」と、コレクション展IV「暮らしと美術~日常のひとこま~」を鑑賞。

「テルマエ展」では、古代ローマの人々の暮らしを「お風呂文化」を中心に紹介。後半は大分の温泉の歴史についても紹介しており、普段はあまり美術館に行かないという方も、おんせん県おおいたならではのテーマの展示を楽しんでいました。

※展示は時期によって異なります。
15:15 ~

大分駅直結『CITY SPA てんくう』で入浴

観光を楽しんだ1日の最後は、大分駅直結の温泉施設『CITY SPA てんくう』へ。

参加者は「大分駅のすぐ近くにこんな温泉があることを知らなかった。出張の際にふらっと立ち寄れそう!」と印象を持たれていました。

写真提供:CITY SPA てんくう

魅力はアクセスの良さだけではありません。地上80mにある露天風呂からの眺めは最高!

大分の海と山を見渡せる圧倒的な開放感があります。また、天然温泉は地下700mから汲み上げている『大深度地熱温泉(だいしんどちねつおんせん)』で、とろみがあってお肌がすべすべになる大分市特有のモール泉。

温泉にゆっくりと浸かり、日ごろの疲れをとっていただきました。

思いっきり温泉を堪能した後は、名残惜しみながらそれぞれの帰路へ。

大分駅直結なので、駅でお土産を買う時間もしっかり取れました。

Reviews
参加者の声

  • 「現代と歴史を同時に体験!コース」モニターツアー

    製造業 近藤さん

    美味しい食べ物、お酒、風情のある観光地、街中の温泉と、1日で満喫できました。最後は温泉に入ってリフレッシュして帰れるので、来た時よりもすっきりでき、また活力が湧いてきました。

  • 「現代と歴史を同時に体験!コース」モニターツアー

    製造業 加藤さん

    大分と言えば別府・湯布院のイメージがかなり強く、同僚・先輩からも勧められることが多かったのですが、今回大分市内でスパや戸次本町を楽しみ、美味しいものをたくさん食べ、とても楽しむことができました。
    大分を知る良い機会となりました。また出張の機会があれば、延泊できるようなスケジュールで来たいと思いましたし、会社の人にも勧めたいと思います。

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